GIZOKU
義賊
「風が教えてくれたよ。……精霊はあっちだってね」
軽妙な語り口で場を和ませる、社交的なお調子者。だがその笑顔の裏には、風の音から危機を察知する「臆病なほどの慎重さ」が隠されている。「風を読む」特技は、他人の会話や気配を敏感に感じ取る生存本能でもある。
マーダーミステリー
黄金の塔と渇いた祈り
90分で、常識は覆る。
A golden tower. The immovable path of heaven.
And sacred white sand that even erases fingerprints.
序章:黄金の塔、到達
激しい砂嵐を命からがら抜け出し、重厚な扉をくぐると、そこは別世界だった。外の熱波が嘘のような冷涼な空気。足元には、水のようにサラサラと流れる『聖なる白砂』。見上げれば、吹き抜けの天井に『不動の天道』が神々しく輝いている。数ヶ月に及ぶ過酷な砂漠の旅は、ついに報われた。
地平線の彼方に、灼熱の太陽を浴びて輝く一本の針――伝説の『黄金の塔』が姿を現したのだ。あなたたちは選ばれし『始祖候補』。案内役である『隊長』に導かれ、渇ききった喉を潤す間もなく、塔の内部へと足を踏み入れる。
「よくぞ辿り着いた。ここが約束の地、精霊の胎内だ。さあ、最後の儀式の準備をしよう。大精霊の怒りを鎮め、世界に雨を降らせるのだ。」
旅の疲れは吹き飛び、あなたたちの胸は使命感と希望で満たされている。これから始まるのは、世界を救うための神聖な時間だ。
聖域の常識
出会った時の挨拶や掛け声として、こう声を掛け合うのが礼儀とされている。
過酷な砂漠の旅を続けてきた彼らにとって、「水」は神聖なものだ。
用語解説
登場人物
GIZOKU
「風が教えてくれたよ。……精霊はあっちだってね」
軽妙な語り口で場を和ませる、社交的なお調子者。だがその笑顔の裏には、風の音から危機を察知する「臆病なほどの慎重さ」が隠されている。「風を読む」特技は、他人の会話や気配を敏感に感じ取る生存本能でもある。
HOSHIYOMI
「この世に偶然などない。」
感情よりも冷徹な論理で天を解く求道者。全ての事象は「天の理」によって計算可能であると信じ、不確かな運命や根拠なき直感は排すべき「ノイズ」とみなす。星々の運行から儀式の正確な「刻限」を導き出す。
ALCHEMIST
「穢れなき物質こそが、真理を語る」
確かな質量と手触りを持つ「物質」だけを信じる実務家。極度の完璧主義者で責任感が強い。聖なる儀式の場が不純物で穢されることを病的なまでに嫌い、砂一粒の混入も見逃さない潔癖さを持つ。
MIKO
「聞こえるでしょう? 世界が奏でる歌が」
論理よりも直感で世界を捉える、神秘的な女性。地の底から響く微細な振動を「歌」として、風の音を「囁き」として感じ取る。他者の感情の揺らぎに敏感で、それを不協和音のような「ノイズ」として受信してしまう。
PLAY
体験できる店舗:The Light House(北九州本店)
大精霊の怒りを鎮め、世界に雨を降らせるのだ。
――塔の奥で、あなたは何を見る。